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太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園

大阪の万博記念公園、遠目に目立つのは
あの岡本太郎さんによる『太陽の塔』ですね。
私、大阪万博開催当時にはまだ生まれていませんでしたが
大阪から両親の実家である信州(長野)へ帰省する際は
車で必ずこの横を通ったもので
「なんだか すごく不機嫌な顔をしたナニかが立ってる。」
という認識で 馴染んでおりました。

あれが万博の際に造られたもので
当時は中にも入れ、展示があったという事を知ったのは大人になってからです。

テレビで内部の映像を見て 色鮮やかな別世界があるのに驚き
いつか中を見てみたいな、と思っておりましたら
今年、太陽の塔内部を修復し 一般公開するとのニュースが。

よし、見に行ってみようと思っていたものの
具体的な事(事前予約が要るとか、予約の方法とか)は知らず
見学に行きたいんですよね、と職場で話していたら
『インターネットから予約申し込みできますよ。』と教えていただきました。

そこで『太陽の塔』オフィシャルサイトを確認してみたところ
公開前の時点(4月上旬)で 既に4月は予約いっぱい
5月からも、連休と土日祝日は既に予約不可能。

平日ならば、5月から予約の空きありという状態でしたので
平日に予約を入れたのが、4月11日のことでした。
(ちなみに一般公開が始まる17日前日にもう一度チェックすると
 予約可能日程(4か月先まで)の予約は満杯。)

というわけで、タイミングよく予約できた5月の平日のお昼
万博記念公園へ向かいました。
モノレールに乗って、万博記念公園前で下車。
駅から公園へ向かう途中で既に見えている太陽の塔。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_10325256.jpg
入場料250円を払い、公園内へ。
遠目にも十分大きな太陽の塔。
これからあの中に入るのかあ、と
感慨深く眺めます。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_10325600.jpg
広々とした芝生の広場、天気は良いし 
ピクニックに最高の環境ねーと眺めていると 
まさに遠足日和ということで、後から後から
幼稚園・小学生・中学生の団体さまが入場。

さすがに こちらは太陽の塔に入るわけではないようで安心しましたが
園内、結構 混みそうです。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11172698.jpg
しばし、近くで眺める太陽の塔。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11213430.jpg

これほど近くで まじまじと眺めるのは初めてですが
よくこんな巨大なものを作ったな、と感心します。


見学予約時間まで まだ1時間以上。
見学予約時間の20分前には 入口に集合してくださいとの案内がありましたので
早めにチケットだけ購入しておこうと
太陽の塔見学の際は 別に700円の入場チケットが必要です。)
太陽の塔の右後方にある入場口へ。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_10385927.jpg
無事、チケット購入。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11010760.jpg
入場できる時間まで 時間つぶしのお散歩をしようと
平和のバラ園へ行って 花を愛でることにしました。

バラ園からも見える太陽の塔。
何より存在感のある姿で
美しいバラの花もかすみます。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_10461327.jpg


予約の時間30分前に 入口へ戻ってみると
入場チケットを持っていれば、もう入場してよいとのこと。
さっそく入ってみました。

入口が地下にありますので、最初に目にするのは「地底の太陽」。
当時の展示オブジェは行方知れずのため、資料を基に復元したものです。
(周囲に展示されている仮面などは当時の物もあり)

そこから奥へ進むと人数制限がありまして
係の方が 来た順に16人ずつのグループに分け、柵の前でしばらく待機。
『では どうぞ』の声で 太陽の塔の地下中心へ入りました。

表は真っ白な太陽の塔、内部は真っ赤。
その中央から ぐーんと上へ伸びる「生命の木」に
三葉虫やらクラゲやら 恐竜・ゴリラ・類人猿などが
止まったりぶら下がったりしております。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_10540298.jpg
(中は撮影禁止ですので パンフレットの写真です)



一番下には ポリプ・アメーバやウミユリなどの原始の生物
根元に近い幹には三葉虫 太陽虫
次にアンモナイト・巻貝・古代の魚類・恐竜、
マンモス・ゴリラ・猿・クロマニヨン人・ネアンデルタール人と 
上へ行くほど時代を下った生き物に。

展示物は 当時のものと、修復再現したものとがありますとの事で
三葉虫だと、入口側から見える10体は新しいもの
階段から見える10体は当時の古いものだとか

1番大きな恐竜は重さ1トンで、万博当時からずっとこの内部に設置されたまま
今回の修復作業で初めて木から外され、修復されたとか

当時は 口を開けたり閉めたりするなど動く展示もあったとか

階段の途中に待機している係の方が いろいろ解説してくださいました。

テレビで見るより、実物は生命力にあふれていまして
綺麗だし、なかなかカワイイ、と思える生き物も。
(個人的にはマストドンサウルスが気に入りました)

展示されている生き物については
聞けば係の方が教えてくださいますが
制限時間もありますので
入口近くにあるパンフレットを持っていくのがお薦め。
(展示されている生き物が写真付きで紹介されています)

上まで登りつめると、宇宙船の中のような「太陽の塔の腕の内側」や
太陽の塔の先っぽの裏が見られます。
帰りは 退場用の階段を下りて、最初の地下入口横に戻ります。


記念に買った「こいのぼり」の手ぬぐいと 「太陽の塔(裏)」の眼鏡ふき。
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11070784.jpg
帰る前に、最後の記念撮影
近くでないと あまり見られない「太陽の塔の横顔」
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11233178.jpg


裏側の顔にも ちゃんと鼻や口の凹凸があったのねと
初めて気づいた・・・
太陽の塔 内部見学:大阪万博記念公園_b0205694_11222969.jpg









by my-pavane | 2018-05-26 06:17 | 大阪 | Comments(0)