ビーフカレー:大阪ガスビル食堂
時間は2時を回ったところですが、
まだ、お昼ご飯を食べておりません。
朝から歩き回り続けているので
もう何か食べないと、身体が持たない。
とはいえ、『平日の2時過ぎ』となると
だいたいのお店ではランチタイムが終了していそうです。
そこで、ふと思い出したのが
大阪ガスビルにある【ガスビル食堂】。
平日しか入れないレストランですが、
時間的にはいつでも食べられたように記憶しています。
今いる大阪科学技術センターから近いことですし
行ってみましょう、とガスビルへ。
ここは 今回のクイズラリーの
クイズ設置場所でもありましたが
休日は閉まっていますし
同じ問題が相愛大学にあったので
ラリーでは寄りませんでした。
ところで
ガスビル食堂って
この建物のどこにあるのでしょうか。
御堂筋側の入り口から入ると
南館入口の方へ案内が出ていたので
一度建物の外に出て
クッキング教室の入り口左手にある
別館の1階へ回り
専用のエレベーターで8階へ。
エレベーターを下りて
くねくねと廊下を進み
【ガスビル食堂】に到着です。
「大阪ガスの建物の中にある食堂」ですから
社員食堂をちょっと高級化した感じの洋食屋さん
というイメージだったのですが
想像以上に あらたまった感じのレストラン。
入口に近づくと
すぐに 案内の方が出てこられて
「そちらでお待ちください」と椅子が並ぶ部屋へ。
ほどなく ご案内いたします、と席に案内されました。
時間が時間(2時半近く)なので
中は 大変空いていて、お客さんが2組だけ。
御堂筋を見下ろせる 見晴らしのよい窓際の席に案内されました。
さて、お昼ごはん。
ランチコースがあったのですが
スープ・サラダいろいろあっても
朝からガシガシ歩いてきた身には 内容がお上品過ぎて
ボリュームが足りない。
昔ながらのメニューという事でカレーが名物らしく、
ビーフカレー・チキンカレー・シーフードカレーが載っています。
いつもならチキンカレーかシーフードを選ぶところですが
やはり、身体が「がっつりしたモノ」を求めている感じなので
ビーフカレーをお願いしました。
そうしたら
まず、グラスにお水が注がれ
次に 温められたお皿が並べられ
「ごはん」を盛ったお皿を持った方が給仕に来られ
『お好きな量だけお取りいたしますので
ちょうど良いところでおっしゃってください』
と トングを使って ごはんをサーブ。
(足りなければ後でおかわりできるそうです)
そして
アラジンのランプのような形の器に入ったビーフカレーと
ラッキョウ・福神漬・セロリの薬味が盛られた小皿が
目の前に並べられました。
カレーを食べるのに
こんなに丁重にお給仕していただけるとは・・・。
カレーはよくよく煮込まれているらしく
スパイスがこなれて馴染んでいます。
ホテルの高いカレーは なぜか缶詰?と思うような
妙ななめらかさとクセと物足りなさを感じるのですが
ここのカレーは そういう物足りなさはなく、おいしい。
一方で中の牛肉は スプーンで切れるくらい柔らかいのに
断面はうっすら赤く、レアな仕上がり。
(最初、カレーの具のお肉にレアは有り得ないだろうから
赤ワインで煮込んであるのかな?と思ったのですが
赤ワインでじっくり煮込んだ肉料理は自分で作ったことがあるので
やはり、長時間煮込んだ物とはちょっと違う。)
お食事はおいしかったし
体験としても面白かったし
満足です。
こちらは ↓ お会計でいただいた サービスチケット。
カレーのお値段はサービス料10%も入って2000円くらいになるので
そう頻繁に食べには来ないと思いますが
夕方4時でも5時でも夕ご飯が食べられるので
今度 大阪倶楽部での平日コンサートがある時は
ここを利用したら良いな、と思いました。
セロリが名物ですか。
次に平日に来られる時はランチコースをいただいてみようかな
と考えているのですが
それに付いてくるでしょうか?