近江兄弟社ヴォーリズ資料コーナー:近江八幡
アメリカ人のウイリアム・メレル・ヴォーリズさんは
明治38年、滋賀県の学校の英語教師として来日し
キリスト教の伝道に力を尽くすほか
建設事務所を開設して素敵な建築を残しています。
教育事業や病院設立などにも関わっていますが
その資金を作る事業の一つが現在の『近江兄弟社』
「メンソレータム」製造販売の会社。
(現在は名称が変わってメンターム)
ヴォーリズさんが暮らしていたご自宅は
現在資料館として見学できますが(要予約)
八幡堀の近くに「ヴォーリズ像」という銅像があるそうで
せっかくですから それも見て行きましょう
と 八幡堀の明治橋からまっすぐ駅方向へ移動。
この辺のはずですが・・・
ありました。
想像していたより 2回りくらい小さいです。
このヴォーリズさんの前には
日本人の女の子の像があって
ヴォーリズさんに花束を向けておりました。
ふと向こうを見ると
お馴染みのメンタームのマークが
見える建物が。
何だろう?
ここも資料館なのかな
と 近づいてみますと
ガラス張りの1階のフロアに
メンターム製品が並んでいる様子。
ショーケースの中には
歴代のメンソレータム容器が並び
見たことのないデザインから
見覚えのある看護婦さんの物まで様々。
左上に見える看護婦さんマークのは
今、家に残っております。
(保存しているわけではなく
単に使っていないだけ。
メンソレータムって
そうそう消費する物でもない)
これは見たことないなあ、と目に入ったメンタームの箱。
この資料コーナー限定で
初期のデザイン、レトロ缶メンタームを販売しているのです。
家にもまだ(看護婦マークだけど)メンタームはあります。
とはいえ そうとう古くなっていますし
レトロ缶は なかなか可愛く、
近江八幡土産としては実用的ですし いいかも、
と 購入することにしました。
1個300円也。
お買い物をすると
おまけで小さな
薬用クリームをくださいました。
品物を入れてくれる紙袋
メンタームキッドの
スタンプが押されていてかわいいです。
帰宅してからパッケージを開けてみると
中の使用注意書きもレトロ。
メンタームを買って、いったいいつ使うの?
と思いそうなところですが
実は この数日前
私 太ももあたりに虫に刺されたような湿疹ができ
痛痒くなっておりました。
何を塗っても かゆみが収まらず
むしろ広がってしまう状態で
これも何かの縁、メンターム、効くんじゃなかろうか
と さっそく塗ってみたのです。
なにしろカンフルとか スース―する成分が入っていますから
かゆみだけでも止まりそう。
で どうなったかといいますと
劇的に効いております(私の場合は)。
本当にかゆみが抑えられましたし
血行をよくする成分が効くのか、治りも早く
ヴォーリズさんありがとう、です。
毎日塗布するため 部屋の中がメンターム臭くなるのがナンですが
おかげで蚊も寄ってきません。