お花見 宇治川周辺
宇治川東岸、朝霧橋のたもとへ。
宇治十帖の記念モニュメント 浮舟と匂宮の像。
浮舟ちゃんの頭には 大豊神社の狛ねずみのごとく
椿がのっけられております。
源氏物語の舞台の一つでもある宇治。
あちらこちらに植えられていて よく見かけた
「ヒカルゲンジ」という名前の椿。
どちらかというと 私
椿は シンプルな「一重の抱え咲き」が好きでして
「無駄にヒラヒラして派手」と思えてしまう椿にこの命名
光源氏の君のイメージって こうなのかなあ
まあ そうなのかもしれない などと思いながら鑑賞しました。
平等院参道のお土産物屋さんへ行きたいので
朝霧橋を渡って対岸へ。
中州の宇治公園には 桜の木がたくさん植わっておりますが
もう大概 散っております。
最盛期は綺麗だったんだろうな、と思われる枝垂れ桜の木。
木の下には
「宇治川しだれ」の標示があるので
やはり ここの名物的桜だったようです。
すっかり桜は終わっているけれど
この周辺は
レジャーシートを敷いて
「花は無くとも雰囲気でお花見」
されている方々が多かった。
宇治川西岸へ渡っていくと
こちらには八重桜。
これは遅咲きなので これからです。
ところで
この宇治川の中州には
「十三重石塔」という古い石塔があり
この積まれた石の層の一つが
藤森神社の手水場に使われ
そのため 1個だけ
他と素材感の違う部分がある
と 聞いたのですが
その「違う石が何段目だったか」
までは記憶していなかったので
色合いが違う石はどれだろう?と
念入りに眺めてみました。
が、全くわからず。
帰宅してから確かめたら
上から5番目だったようです
同じように 事情を知っていて、石塔を観察した人のブログでは
「確かにそこだけ違う」と書かれておりますし
近くで見たらわかったのかもしれませんが
少なくとも、橋の向こうから眺めたくらいでは わからない
程度の「違い」なのだな、という事はわかりました。