萬福寺境内 斎堂~大雄宝殿
拝観し残した大雄宝殿へ。
というわけで、
一度手前の 斎堂へ戻ってきます。
斎堂は中に入ることができませんが
施設としてはお坊さんの食堂との事。
この斎堂の廊下に下がっているのが
魚の形をした法具、開版(かいぱん)。
(魚梆(ぎょはん)とも言う)
私にとって『萬福寺』と聞くと
パッと浮かぶのが この開版。
何故かというと
自宅にこの開版の形の
金属製文鎮が2つもあるからです。
たぶん、昔 両親に連れられて
拝観をしたことがあり
その際お土産に買ったのでしょうが
2個あるという事は2回行ったのでしょうか
何故 同じ物を2個も買ったのか謎です
この開版の手前に
もう一つ吊り下げられているのが
雲板という金属製の鳴り物。
前回来た時には意識していませんでしたが
こちらも法具。
開版が「法要・食事の時間」
を知らせるため、つまり
時報替わりなのに対し
こちらの雲板は「早よ集まれ」と
お坊さま達を急きたてるために
打ち鳴らすものらしいです。
大雄宝殿(本堂)
こちらには、ご本尊の釈迦如来像と 十八羅漢さま
カラフルに彩色された隠元禅師さまの像がいらっしゃいます。
この十八羅漢の中の【羅怙羅(らごら)尊者】が
かなりのインパクトで忘れられないのですが
「ここにいたはず」の場所へ行ってみると、空席に。
今回、修復中なのか どこかの展示会に出張されているのか
いらっしゃいませんでした。