八坂倶楽部1階 :京都 和食の祭典
会場は『祇園甲部歌舞練場』と『八坂倶楽部』。
四条通から花見小路を南に下がり
建仁寺手前、左手(東)にある歌舞練場は
いつも前を通り過ぎるのみですが
今日は 堂々と中に入れます。
花見小路を歩いていくと
和食の祭典に参加するらしいお店の方が
材料か何かを抱えて 会場方面へ向かっておられました。
会場に到着。
手前にテントがいくつか設置され
そこに大量の人が行列を作っています。
一番手前には京野菜のブース。
めちゃくちゃ高くはありませんが
安くもないなと(朝市やデパ地下でもっと安く買えますし)
これは眺めるだけに。
その向こうの、ものすごい行列の正体は
たん熊・瓢亭・祇園さゝ木・竹林・菊乃井・魚三楼・木乃婦・竹茂楼など
和食料理店が300円で出している「大根炊き」「粕汁」を食べるためのもの。
こちらは菊乃井さんの「粕汁」
同じ大根炊きでも、先日食べたのとは違うのだろうなーとは 思うものの
並ぶと30分以上は時間を取られそうです。
ここは潔くあきらめて、奥へ。
歌舞練場(左)と八坂倶楽部(右)の建物前に
出町ふたばの前の如く右に左に蛇行する行列が。
こっちは何?と思ったら
会場である八坂倶楽部の入場待ちの列でした。
数えてみると8往復くらい並んでおります。
ここも並ぶのかーとは思ったものの
さっきの大根炊きの行列と
どちらを選ぶと言われたら
食べられなくても、
建物に入る事ができる方がいい
と思うので
こちらに並びました。
行列に並んで30分強
入口の靴脱ぎ場に到達。
靴札が用意されているので
各自、靴に番号札を付け
下足箱に収納します。
(最終的には札が足りなくなって
ビニル袋が用意されていました。
お寺の拝観同様
自分の靴を持って入場する方式)
玄関を入って正面では
いづ重さん いづうさんのお寿司の販売がありました。
こちらはお店でいつでも買えるので
順路に従って左手の「出汁(だし)の試飲」展示へ。
立派な昆布・かつおぶし・煮干しが並んでおります。
展示物には
「お手を触れないでください」
と注意書きがあるのですが
やってくるおばさま達は
『立派な昆布やなあ』と
当然の如くつまんだり撫でたり
注意書きが目に入らなくなるくらい
見事な昆布だともいえます。
出汁の試飲は
この部屋の右奥
大根炊き・粕汁ブースに出店していた
菊乃井・たん熊・魚三楼・木乃婦さん
4店の出汁が試飲できます。
が この時には既にポットが空
唯一、かろうじて残っていた
菊乃井さんのだけいただきました。
「和食の魅力」のパネル展示を見
飲食席のある「特別点心」は先着販売の限定ものなのでパス
横の加工食品販売コーナーで
おいしそうだった
菊乃井さんの「蛤にゅうめん」と
辰巳屋さんの「ちりめん抹茶昆布」(佃煮)
を買いました。
ちなみに
ここの売り場の方々は
お会計作業に慣れておられないようで
「おいくら いただきました?」
と 大変あたふたした様子
電卓を使っているのに何故?
という間違いが起こり
お客さんに突っ込まれていました。