興福寺
行きには通らなかった一之鳥居にたどりつきました。
ここから さらに西へ進むと
右手に見えてくるのが興福寺。
美しい「阿修羅像」で有名なお寺です。
そもそもは7世紀、藤原鎌足が病気になった際
そのご夫人が回復を祈願して建てたお寺
政治の中心にいた藤原氏が保護していた事もあり
明治初期の廃仏毀釈などまでは、かなりの寺勢を持っていたようです。
この興福寺、境内のほとんどの建物が
(三重塔・北円堂・五重塔・東金堂)国宝で
「国宝館」にはそれこそ 仏像だけでも
20点を越える国宝と10点の重要文化財が置かれています。
白鳳展には 興福寺の仏頭が期間限定で出陳されていたようですが
今はもうお寺に戻っているはず。
お寺の南側から敷地内へ
最初に目に入るのは【南円堂】
ここから西へ進むと
三重塔があります。
三重塔から北へ進むと 柵に囲まれた北円堂があり
改修工事中の中金堂の横を抜けて
東金堂と五重塔の前へ。
目的の【国宝館】は東金堂の北側にあり
ここで、有名な八部衆の「阿修羅像」に会えます。
(入館料は600円ですが
1Dayチケットの特典で100円割引。)
白鳳展が開催されているためか
人気の興福寺も 思ったより空いておりまして
千年以上も前の仏像なのに
なんて生き生きとして綺麗なんだろうと
うっとりしながら 眺めてきました。
国宝館以外の建物にも 貴重な仏像が安置されておりますが
今回はとても回り切れないので、次回に持ち越し。
(今日一日だけで たぶん仏像100体以上は見ましたし
さすがに お腹いっぱいです。)