芦屋の名水:白水皇白砂の井戸
素敵なビストロ・レストラン・パティスリーなどが並び
お散歩して楽しい道。
前回 ここを通った時見かけた雑貨屋さんに入ってみたくて
この辺りだったんだけどなあ、と探すも見当たらず
移転したのかも、とあきらめて
こっちにも店がありそう、と 一本西の『三八通り』へ行ってみました。
こちらはアーケードはないけれど
商店街のようです。
阪急の芦屋川駅方向へ戻るため
北上していくと
【山田宝飾店】の看板を掲げた
小さなお店の前に
お寺の手水舎のような建造物が。
お地蔵さまを祀っているのかな。
でも、手前の貼紙に
「水くみの方云々」と書かれております。
水汲み?もしや
芦屋の住宅街のど真ん中に
湧水が出るのですか?
近づいてみますと
井戸です。
しかも、立派な蛇口が4つもついております。
横には『白水皇白砂の井戸』の文字。
ご近所の方らしき人が
次々にやって来ては
ペットボトルに水を詰めていきます。
水汲み注意書きには
1人容器6個まで、とあり
こちらはマナー良く6個ずつ
汲んでいかれておりました。
これが京都だと注意書き無視で
10本・20本と大量に詰める人が多い
こちらの井戸
今日はお休みらしき
奥にある『山田宝飾店』の方が
昭和56年に掘られ
一般に無料開放されているらしい。
一口いただいてみたら
軽くてやわらかくて
大変おいしい水でした。
しまった
こんな名水があるとわかっていたら ペットボトルを持ってきましたのに。
水汲み場の横に鎮座される布袋さま。
震災後、供養のためにとお店のご主人が置かれたそうですが
今は井戸の神様状態となっております。
確かに しっかり守ってくださりそう。
これからも、おいしいお水が守られていきますように。