夏越の大祓:八坂神社
半年分の穢れを祓う『夏越の祓(なごしのはらえ)』
おととしは 大将軍神社・護王神社・地元の神社の3ヵ所
去年は地元の神社1ヶ所で茅輪をくぐりましたが
今年は 祇園方面、八坂神社にいたしました。
思えばここは、以前占い師さんとご一緒して
『初めて茅輪をくぐった場所』でもあります。
つまり、ここでの『夏越の大祓』は既に一度経験済みなのですが
あらためて、初心に帰るとでもいいましょうか
ちょっと確認したい事もありまして
二度目の茅輪くぐりです。
行事の予定などを確認すると
夏越の大祓の神事そのものは午後3時から行われるようですが
茅輪は 既に境内に用意されていて 自由にくぐれたはず。
(8年前、初めて茅輪をくぐったのは午前中でした)
八坂神社:東大路の交差点から
正式な入口はこちらの東大路ではなく 南側の門ですので
一度 南側に回りました。
正面の拝殿手前に
茅の輪があります。
さて 確認したかった事の1つ目。
8年前、ここで茅野輪をくぐる時唱える歌が
妙に覚え難かった気がするのです。
「水無月の~」の歌なら、すぐ覚えられるのに。
違う歌だったのかしら、と 気になっておりました。
茅の輪の左側に くぐる手順の説明札がありましたので
こちらを確認してみると
歌を唱えながら 左・右・左まわりと 八の字に回ってくぐる方法は
他の神社と変わりませんが
唱え方が、やはり違いました。
1回目(左回り)
「水無月の夏越の祓する人は 千歳の命延ぶというなり」
ここまでは 同じです。
2回目(右回り)
「思うこと みなつきねとて 麻の葉を きりにきりても祓いつるかな」と 違う歌を唱え
3回目(再び左回り)
「蘇民将来 蘇民将来」を繰り返し唱える、と。
2首目が、覚え難かったのです。
大まかな流れとしては覚えられるのですけれど細かい部分が・・・
「水無月」にかけた部分が「皆尽きぬ」「皆尽きね」どっちでしたっけ?
「麻の葉の」「麻の葉を」?という感じで
もっとも
一周毎に違う言葉を唱えれば
左右を間違えたり 余分にもう一周回ってしまったり
という事はないでしょうから
きちんと お祓いできるという点では 良い方法と思いました、本当に。
さらに丁寧にお祓いする場合
用意された人形(ひとがた)に氏名年齢を書き
自分の体に当てて穢れを移し
これを後で祓っていただきます。
ここまでして祓わねばならない事はたぶん無い(であろうと思いたい)ので
拝殿を参拝して、今年の「夏越の大祓」は終了です。