四天王寺
ですので
すごい人出と 露店がいっぱいという記憶のみで
お寺のどこに どんな建物が、とか 全く把握せず終わっております。
今回は もうちょっと 下調べしておこう。
広い境内、見るところはいっぱいあるようですが
一応 これは見ていこうと決めたのが
「石ノ鳥居」と「亀井堂」、後は その場の勢いで。
【石ノ鳥居】
お寺の西側にある『石ノ鳥居』
鳥居の内側から西側を見た眺め。
↓
昔は、海がもっと近くて
この位置から海が見えたらしい。
今でも 夕日は綺麗に見えます。
ビルが無いと、見はらしがよいだろうなあ。
昔は日の入りを拝む修行があったそうです。
【極楽門】
石ノ鳥居からまっすぐ進むとある『極楽門』
門の内側に『転法輪(てんぽうりん)』
という輪っかが取り付けられていて
願い事をしながら右に回すと良いそうな。
古本祭を眺めていたら
ゴーン という音が聞こえてきまして
そちらにあったのが【北鐘堂】
さらに北側へ進むと
境内の中でも特に古そうな建物。
【六時堂】というらしい。
古本祭の袋にも描かれていましたね。
手前にある池に挟まれた『石舞台』
この両側に池がありまして
こういう池には『鯉』が付きものですが
ここは亀だらけ。
後で確認したら 本当に『亀の池』という名前で呼ばれておりました。
ちなみに 石ノ鳥居のすぐ横に
【源氏堂】というお菓子屋さんがあったのですが
そこで「亀かすて~ら」という一口サイズのカステラが販売されています。
どうやら これも『亀の池の亀』にちなんでいるらしい。
【亀井堂(亀井不動尊)】
『清水寺』の護摩供について調べていたら
ここでも 護摩供をしている、とあったので
来てみました。
法善寺には「水掛不動尊」という
水をかけられ続けたがために
全身苔で覆われたお不動様がおわしますが
こちらのお不動さまも
同様に水をかけられるため
人相がわからないくらいには
苔に覆われていらっしゃいます。
この日は不動尊護摩供のある日
(毎月28日)だったので
お不動さまに水を掛けることはできず
前で火が焚かれておりました。
【太鼓楼】
北鐘堂の東側の建物。
夏越の祓の
「茅輪」みたいな物があるので
何かと思ったら
十三参りのためのもので
こちらは
『知恵の輪』というらしいです。
さあ、帰ろうと
入ってきた石ノ鳥居へ戻っていくと
途中に【布袋堂】という場所があって
それはいい笑顔の
布袋さまがいらっしゃいました。
頭・お腹・ひょうたん と
なでる場所によって
違ったご利益があるようです。