丸寿:焼き芋屋さん
一軒の焼き芋屋さんがあります。
見るといつも行列ができていて、人がいない時は準備中。
調べてみると、『丸寿』という名前のお店
美味しいとの評判で、なかなかの人気らしいです。
そんなに美味しいのであれば、食べてみたい。
とはいえ、基本的に私 行列は苦手。
出町ふたばの豆餅のためには並びましたが
焼き芋のために並ぶのはなあ・・・と
これまで一度もその行列に並んだ事はありませんでした。
しかし 並ぶのが嫌だから やめておこう
と贅沢を言っていたら、
そのまま食べられずに終ってしまうかもしれないのです。
以前、寺町二条付近に
『川越』という名前の おいしい焼芋屋さんがあったのですが
お店の方が高齢になられたためか、閉店されてしまった。
あの二の舞はしたくない。
うん、この際だから 何度かトライしてみようかな。
『焼き上がり時間 近くにいたら、寄ってみる』
『そんなに行列が長くなければ、並んで買う』
と決め、営業時間を下調べ。
ところが この【丸寿】さん
不定休の上、営業時間がよくわからない。
検索しているうち、「14時から一時間毎に販売」という記載を見つけました。
で ある日
他の用事で下鴨の方へ向かう途中
12時ちょっと前くらいに店の前を通りかかると
店頭の札には
『本日は12時から。 14時で終了。』
調べた情報と全然違う。
現在、12時15分前。誰も並んでいないし、
ちょっと待てば、すぐ買えるではないですか。
しかし、この時は急ぎの用事があったので
用事を済ませた後にしよう、と見送り。
戻って来たのは14時10分前。誰も並んでおりません。
…誰も並んでいませんが
店頭には 行きにあった営業時間の案内札も無い。
店の人の姿も見えない。14時前だけど、もしや もう終った?
だめだったかー とがっくりしつつ、お店の中をのぞくと
釜の中からは 焼き芋の匂いが。
営業が終ったわけではなさそうなのです。
???
どうなっているんだろう?と そのまま突っ立っておりましたら
店主のおじさんがお店に戻ってこられました。
あの、今日はこれから まだ、焼き芋は買えますか?
『ああ、2時になったら焼きあがるよ。
1本か2本なら すぐ渡せるけど?』
じゃあ、2本ください!!
というわけで
思いがけず、全く並ぶことなく ホカホカの焼き芋を購入できました。
お昼を食べ損ねていたので、本当にありがたい。
紙に包まれた焼き芋で手を温めつつ
ちょっと離れた公園へ移動し、ベンチに座ってお昼ご飯。
ほっくりと焼けていながら、しっとりした食感の甘~い焼き芋。
自宅で焼くのとは やはり全然違うなあ。
全部は食べず、自宅に持ち帰って
邪道かなーと思いつつバターをつけてみたら
ケーキを食べたくらいの満足感。
焼きたてもさることながら
時間を置いて(噂によると更に3日くらい寝かせる)と
しっとりと、羊羹のように甘さ・美味しさが増すということで
残りはラップに包んで冷蔵庫に。
後日のお楽しみです♪
丸寿 :蛸薬師通河原町西入る
不定休
店の壁にかかっている 小さなカレンダーを覗き込むと
営業日の予定(というか休業予定)が記入されておりました。
月曜日から木曜日とか
月曜日から水曜日とか
いきなり この日だけ とか
本当に不定休。
営業時間も、どうも ちょいちょい変更しているのではないかと思われる。
運よく『営業日の営業時間』に通りかかれば、買える店。
運悪く 休業日だった場合でも
休業予定をカレンダーで確認しておくと
営業日に当たる確率が上がります。
焼き芋のおいしい季節になりましたね。
今年はまだ、丸寿さんの焼き芋を食べておりませんが
あちこち食べて、やはりここの焼き芋が一番好きだったので
この冬また買いに行きたいなと思っています。
Waltsteinさんも是非どうぞ。
ほとんど気の向くままに(というかおよそ食い気で)歩き回った記録が
ガイドになるかどうかは怪しいですが
お役に立てたなら嬉しいです。
林商店さんは「あと15分で焼き上がります」と言われ、待って買いました。ねっとり系ではなかったですが、寒い中、焼き立てはやはりおいしかったです。車だったので、今回は丸寿さんは行けませんでしたが、今年中にチャレンジしたいです。
お鍋は、本当は「岩鋳のやきいも鍋」を買おうと思っていたんだけど、
この記事↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/384938/
を見て、無水鍋でもできるようなので、今日試しに作ってみたら、
ほくほく系ですが、意外とおいしくできました。
しばらくやきいもブームの生活が続きそうです。
早速行ってこられましたか。
私は1日に一軒ずつ訪問しましたが、Waltsteinさんは2軒1度に回られたのですね。
丸石さんは、丸寿さんの次に好きな焼き芋屋さんです。
自宅の焼き芋、私は鍋+アルミホイルで包んで魚焼きグリル
で仕上げています。
ちょっと皮が焦げるくらいにすると甘味が増すような気がするのです。