祇園祭 宵々山
祇園祭、宵々山(前々夜祭)
祇園祭の鉾は、実はもう全部見ているので
和菓子屋さん・洋菓子屋さん・お茶屋さん などなどを巡っての帰り道。
四条通は左側通行となるので
長刀鉾を間近で見るには 烏丸から河原町へ進むのがベストです。
もっとも 歩行者天国になる瞬間に 四条通にいたので
(6時になると、四条~烏丸などメイン大通りは歩行者天国になる)
回り道せずに間近で見物。
せっかく宵山に来ているので
一番空いていそうな 保昌山を見物して帰ることに。
【保昌山(ほうしょうやま)】 東洞院 高辻下る
山車の上は空っぽで、本来鉾の上にいる人形は
前の建物の2階に祀られています。
かつては花盗人山と呼ばれた保昌山
和泉式部のために 紫宸殿(帝の住居の中心的建物)前の紅梅を取ってきた
平井保昌さんの人形を乗せているので こう呼ばれているのです。
飾られている人形
そういわれてみれば、片手を前に伸ばしています。
あの手に紅梅の枝を持つわけですね。なるほど。
ちなみに
ちょうど、【上羽絵惣】さんのお店の傍なのですね、ここ。
胡粉ネイル、人気でした。
新色の『蛍』 蓄光タイプで、暗闇で光ると聞いていましたが
そんなに光るというほどでもなく
上品にぼんやり 白っぽく見えるくらい。
以前から気になっていた和菓子屋さんへ行ってきました。
寺町通を北上していくと
二条 一保堂さんの前に出ますが
その一本東側、新烏丸通にある【松彌(まつや)】さん。
舟入(ふないり)という名前の
見た目、焼色の薄い松風みたいなお菓子が評判だとか。
平日しか営業していない、とのことで
宵々山が始まる前に あわてて寄ってきました。
夏場には『金魚』という 目にも涼しい生菓子があるのですが
ここはやはり、お茶に合いそうな『舟入』を。
冷蔵庫で冷たくしてから お抹茶と一緒にいただきました。
白味噌を使っているという事ですが
最初に感じるのは 生姜の風味。
それから 栗のほっくりした味。
お抹茶に合います。おいしい~♪