お伊勢参り : 三重県 伊勢市
かつて1度伊勢に行った事があるというYちゃん、
参拝したことはしたけれど 内宮のみで
正式な参拝 つまり
外宮→内宮の順に 両方お参りはしていないので
ちゃんと 【お伊勢参り】したいよー、と話していました。
ならば ご一緒に行きましょう
と お伊勢参り決定。
前日に 近鉄のお得なチケットを取り
翌日日帰り計画で 朝7時台に家を出発。
近鉄特急に乗り、伊勢市に到着したのは午前10時15分。
さあ、外宮からお参りです。
伊勢市駅からまっすぐ歩いてすぐの場所。
外宮(げくう)参道
平日だからか、参道を歩く人はまばら。
火除橋(ひよけばし)を渡り、まずは御正宮、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)へ。
入り口左手には立派な杉の木が。
神社の建物は、20年ごとに新しく建替えられますが
こういう木は、ずっとここに何百年も生えていて
参拝する人を見下ろすようになったのだなあと思うと感慨深いものがあります。
こちらにお祀りされていらっしゃるのは
豊受大神(とようけおおみかみ)
衣食住を司る女神様でしたか。
御奉賛(献金ですね)された方は、柵の内側に入ってお参りできるらしく
神官の方に先導されて、女の子グループが中に入って参拝していました。
先導する神官の方、昔ながらの白い装束に烏帽子 浅靴を履いて手には勺
そして 作り物の人形のような無表情。浮世離れした雰囲気です。
同じ外宮の3つのお宮も参拝しました。それぞれご利益が違います。
多賀宮(たかのみや) 少し高台にある宮。気力体力を高めたい時に。
土宮(つちのみや) 治水の神様。
震災騒ぎのためか、今回はここの参拝者が多かった。
風宮(かぜのみや) 蒙古襲来の際「神風」を吹かせた神様。
御正宮と他の3つのお宮の間には 『勾玉池』という池がありまして
ここに「亀石」という 言われてみれば亀っぽい形の岩でできた橋があります。
小学生らしい男の子が、その上に立って池を覗き込み、生きている本物の亀を見て
「あ、亀がおる。動かへんけど、あれが亀石?」
という程度に亀です。
その亀さんの頭が向いている方の景色↓
さて、お次は内宮。
バスに乗って、内宮前で下車。
まずはお参り と行きたいところですが
内宮前にのびる 「おかげ横丁」という場所がありまして
お土産物や食べ物のお店がいっぱい集まっているのですね。
この日、どうしても先に行っておきたいお店があり
そこへ寄ってから急いで参拝。
神社への参拝、午前中に行くのがよしとされていますが
おかげで ぎりぎり12時1分前に宇治橋を渡って境内へ。
こちらでお祀りされているのは天照大神(あまてらすおおみかみ)。
広い境内の中には 外宮よりさらに古そうな杉の大木がいっぱいです。
参拝客が なでなでするためか
手の届く範囲の幹は、 つるつるになっていたりします。
私もなでなで。癒されます。
1日だったので、神馬に会えるかなと思ったのですが会えず 残念。
近鉄では、伊勢方面の観光向けに
お得な切符を発売していまして
その名も 【ご朱印巡りきっぷ】
関西からだと
往復の特急券・伊勢でのバスフリーチケット
赤福でお茶できるクーポン
などなどが付いて6000円
かなりお得です。
ただし、これ 発売期間が3月27日までで
しかも購入した日(当日)には使えません。
行こう、と思い立ったのが3月30日。
チケット発売期間は終ってしまっていますが
旅行社に問い合わせてみると、取り扱っているということで
前日の夕方急いで購入しての 日帰り旅行。
あわただしくも、これはこれで なかなか楽しい旅でしたが
次回は 一泊して ゆっくり巡ってみたいなあ。