鷺森神社~曼殊院
そこからほんの少し、北へ上がると
『鷺森神社参道』の碑を発見。おお、ここだわ。
【鷺森神社 さぎのもりじんじゃ】
住宅街の細い道を進むと、鳥居が見え
そこをくぐると 楓が参道の両側から空を覆うように植わっています。
京都で紅葉を楽しもうと思ったら どこへ行っても人混み覚悟ですが
ここは穴場かもしれないなあ。
微妙な坂道を 進んでいくと、神社の境内に。
ここは5月5日にお祭があるらしく、
地元の氏子さん達でにぎわうようですが
この日は ほとんど人影もなく、静かです。
次に向かうのは【曼殊院】
方向的には やや南よりの東側にあるので
来た道ではなく、南側の道(ちょっとした森になっている)を抜け
小さな橋を渡って東へ。
途中、漆器を扱う小さなお店を見つけて寄り道♪
和菓子用のフォークが壊れたばかりだったので、
漆塗りの 小さいフォークを五本購入。
東へ東へ進んでいくと、向こう側には緑の中にそれらしき建物。
【曼殊院 まんしゅいん】
ここも楓がいっぱいです。
曼殊院は 初めて来ましたが、静かで落ち着いた場所ですね。
この日は みごとな晴天で、日の下にいると暑いくらいだったのに
建物に入ると、ひんやり。
古くて厚みのある木材で、どっしり守られている感じ。
『静寂』という言葉を実感できるところです。
ここは「あるモノ」が供養されていたらしいですが
10年くらい前に別のお寺に移されてしまったという話。
残念~と思っていたら、あれ?これはもしかしたら?
どういうわけか、こちらに戻ってきているようでした。
お昼時になったので、このすぐ近く弁財天の傍
「弁天茶屋」というお蕎麦屋さんで 休憩。
あるモノとは、『幽霊画』。
幽霊の掛け軸なのです。
何でも、祟るからという理由で このお寺に置かれ供養されていたそうなのですが
2000年の秋に、滋賀のお寺へ移されたそうな。
じゃあ、見られないのね、と思ったら
今回 ちゃんと掛かっているではないですか。
もちろん、写真撮影禁止。
(祟られても良いならどうぞ)