本願寺別院・京街道・新町通:近江八幡
左手に 市内随一の大寺院、【本願寺八幡別院】があるはずです。
本願寺ですからね、きっと大きなお寺なのでしょうと
そちらの方向を見上げながら歩くと
ありました、高い位置にお寺らしい瓦屋根が見えます。
着いたー。 立派な門ですね。
・・・なぜ 閉まっているのでしょうか。お盆だから?
本家本元の本願寺も 大阪の別院でも
お盆であろうが何であろうが 閉まっていることは無かったですが。
観光パンフレットには
この地に城下町を開いた豊臣秀次さんが安土から移築した大寺院で
本堂・鐘楼・表門・裏門は県指定の文化財とありました。
そんなわけで 立派な門だけ観賞し
気を取り直してそのまま直進すると
『京街道』という通りに出ました。
ここを右へ曲がり、市の中心方向へ戻っていきます。
郵便局を過ぎた先に 今回のお散歩の目的の一つ
御菓子司【紙平老舗】を発見。
ここは 創業が
安永年間(1772~1780)という
でっち羊羹の老舗です。
「紙平」とは変わった名前だな
と思ったら
初代のお名前が紙屋平兵衛さん
縮めて紙平と。
もともと本当に「紙屋」さんで
安土で営業していたところを
八幡城下に移転し
さらには薬問屋に転職し
「薬」であった砂糖を扱う関係で
菓子屋さんも始めたという事らしい。
扱っていた商品から菓子作りというと
堺の八百源来弘堂さんと
同じパターンですね。
でっち羊羹は1本から買えます。
2本でまとめ買いした方が
少しお買い得。
でっち羊羹って平べったく
わりと小ぶりなので
これくらい
1本ぺろっと食べてしまいますよね?
というわけで
2本入(590円税込)を買いました。
きっちりパックされているので
半月くらいお日持ちするようです。
さて お次は八幡堀~日牟禮神社へ行ってみましょうか
と 紙平さんの前の京街道をそのまま直進
最初に駅から歩いてきたぶーめらん通(小幡町通)を超えると
趣のある古そうな建物の前に来ました。
【旧伴家住宅】近江商人のお家らしい。
【郷土資料館】 旧伴家住宅のお向かいにあります。
←この2つの市立資料館の
建物の間に走るのが京街道
先ほどの紙平さんも
この通りの先にあります。
郷土資料館側から
八幡山方向へ曲がっていく通りが
江戸時代の近江商人の家が並ぶ
↓ 新町通。
いかにも江戸、という町並み
先ほどの洋風住宅街とは対照的です。
朝顔の鉢植えがとっても似合って いいなあ、と眺めつつ
妙に空がすっきりしていると思ったら、電信柱が無いのですね。ここ。