ほうらく奉納:壬生寺
これからお昼ごはんと思ったところで
そういえば
壬生寺では もうすぐ
大念仏狂言があるはずだと思い出しました。
昨年は 最初の演目だけ見てから
弓道へ向かいましたが
今年は 開催中行くことが無さそうだなあ。
開催前のお寺
そろそろ準備など始まっているのでしょうか
と 様子見に寄ってみました。
門には開催日の案内の垂れ幕が。
境内に入ると
右手にある阿弥陀堂に
何やら看板が出ています。
そういえば
壬生狂言の1番目の演目
「ほうらく割り」に使われる
素焼きの「炮烙(ほうらく)」は
お参りした人が納めた
厄除けの炮烙を使っているのでしたね。
という事は
ここでほうらくを奉納していけば
当日演目を見られなくても
奉納した「ほうらく」が
狂言に参加してくれるという事に。
もっとも
この春の公開で割られるのは
2月の節分で奉納されたもの
今日収めたほうらくが割られるのは
たぶん秋の公開になるかと思われます。
あと2ヶ月もすれば 6月最終日に「夏越の祓」で
茅輪(ちのわ)をくぐって厄払いできるのですが
そこまで待つ前に 一度いろいろ落としておいた方がよさそうだな
という事もありまして、初・ほうらく奉納です。
この阿弥陀堂には入るのも初めて。
入口右向こうに ほうらくを積んだ台があり
横には墨を入れた硯(すずり)・筆・筆ペンが置かれています。
お寺の方が 左のカウンターの中にいらっしゃったので
ほうらく奉納を申し出ますと
『そこで書いてください』
最初 筆で、と思ったら
筆先の毛が ガビガビで、とても字にならなそうでしたので
状態の良さ気な 筆ペンで
家族一同の年齢・性別 「奉納 ○○○○」 を記入し、
台の下に積んでおきます。
(年齢は数え年 、○○○○ は「無病息災」など祈願する内容)
ほうらくを奉納した後
先ほどのカウンターへ行って
奉納料600円を納めて終了。
レシートをもらうと思っていなかったので
ちょっとびっくりしました。
狂言が行われる大念仏堂
まだ何も飾り付けはありませんが
幕を下げるためらしいロープが見られました。
今回、初めて平日の念仏堂前に来たのですが
この観覧席になる建物の1階って保育園だったのですね。
意外な組み合わせ・・・・