當麻寺(たいまじ):山科
地下鉄東西線の駅や天智天皇陵に面している国道143号線は
道が広くて迷う心配が無いのですが
単調といえば 単調、歩いて楽しいという道でもないので
JR東海道本線の高架をくぐった先で 左の道へ入ってみました。
こちらは普通の住宅街の道ですが
車が少なくてのどか。
地図を見てみると
「旧東海道(旧三条街道)」とありました。
先ほど歩いていた国道は
三条通とも表示されていましたが
もとは こちらが三条通だったらしい。
のんびりと歩いていくと
左手にお寺がありました。
お寺の名前は【当麻(たいま)寺】
奈良の當麻(たいま)寺は
すてきな仏像が多くて好きなお寺ですが
同じ名前のこの当麻寺、何か関係があるのかなあ と思いつつ
中には入れなさそうなのでそのまま通過
後で調べたら
鎌倉時代、証空というお坊さんが創建したお寺で
奈良の当麻寺も多少関わりがあるようです。
(現在は友好姉妹寺院)
奈良の當麻寺は 真言宗ですが
こちら山科の當麻寺は浄土宗。
(創建者の証空さんが浄土宗開祖の法然上人のお弟子さんだから)
當麻寺の名前があるように
寺宝として當麻曼荼羅を蔵し
ご本尊は 山科大仏とも呼ばれる阿弥陀如来さまで
やはり、普段は非公開です。
昨年は特別公開もあったようなので
機会があれば(そしてお休みとタイミングが合えば)
再訪しようかなと思います。