春の上七軒
では目的のお花見を、と 千本釈迦堂へ向かいます。
北野天満宮の前を通過し
その東側の通を北上。
今はちょうど
北野をどりの時期ですので
歌舞練場の前は
華やかになっております。
このまま まっすぐ北上し
五辻通を東へ向かうのが最短コースですが
上七軒のお店ものぞいてみたい、ということで
少し遠回り。
Mちゃんがお母さまから「すぐきを買って来てほしい」
と頼まれたそうなので
ちょうど上七軒に並んでいた
京つけもの【もり】さんに寄ってみました。
店頭には 春キャベツ・かぶら・筍など春らしい漬け物が勢ぞろい。
すぐきもありますが Mちゃんは筍が気になる様子で
『これは どこの筍ですか?』と店員さんに聞いたところ
さすがに今の時期はまだ京都産ではなく
国産の筍は九州のものとの事。
(炊いてあるものは国産ではないらしい)
で、Mちゃん おつかいものの「すぐき」と
国産の筍漬け物をお買い上げです。
私は 家族が塩分を気にしているので 漬物は見送り
代わりに すぐ近くの【老松】さんへ入りまして
以前から気になっていた『御所車』を購入。
御所車は1個から買えて(97円)
日持ちは2~3日。
帰ってすぐお茶と一緒にいただきました。
堅いお干菓子かと思ったら
外側も中の餡も予想外にふんわりした食感で
半生菓子なのだなーとびっくりしました。
老松さんの店内には
いろいろな和菓子の見本が飾られていまして
見るたび食べてみたいなーと思うのが
『蓬莱山』という 巨大きんとん?と
『子餅薯蕷(こもちじょうよ)』という
これまた巨大サイズの薯蕷(じょうよ)饅頭の中に
五色の饅頭が入っているというもの。
買えない値段ではないのですが
なにしろ大きいので これを買って1人で食べきる自信が無い。
2人でも たぶん、きびしい。
せめて4人くらいは必要かなあ・・・
見た目のめでたさと、重量感
さすが婚礼菓子。