伊藤久右衛門本店
平等院参道のお店のどこかに入りましょうか
と ぶらぶら歩いていると
伊藤久右衛門のお店の前に。
そういえば、
前回 来た時には ここで
「宇治抹茶カレー」という
すごいビジュアルの(ミドリ色です)
レトルトカレーを見つけて
「これはさすがに・・・」
と 買わずに帰り
後で意外に美味しいと聞いて
買っておけばよかったなあ
と思ったものです。
ここ、カレーは買えますが
お食事できる場所は無いのですよね。
抹茶カレーを出してくれたら
ここで食べて帰るのですが。
茶房のある本店の場所は
確か京阪宇治駅より北側
駅から300mくらい先だったはず。
じゃあ、本店でごはんを食べましょう、と
補修中の宇治橋を渡り(手前の像は紫式部。源氏物語の宇治十帖に関係するから)
由来は全くわからない
彼方(おちかた)神社
(源氏物語に関係する
立札はあるけれど
神社そのものの縁起は書いていない)
を左に見ながら
三室戸方面へ向かって
どんどん北上していきます。
微妙にゆるやかな登り道。
伊藤久右衛門さんの本店ともなれば
それなり時代を感じさせる建物なのかなあ
と イメージして行ったのですが
実際の本店は
造りは和風ですが
建物自体は新しくきれい。
京都になじむようにデザインした
ファミリーレストラン
という感じです。
入口から入って左が
お茶や菓子の販売スペース
右手が茶房になっていました。
さて
お昼のメニューは何があるのでしょう
と メニューを見てみると
お茶のお店だけに
「茶そば」が中心で
抹茶そば(温・冷)
にしんそば(抹茶そば)
セットでかやくご飯が付く、というもの。
昔(小学生の時)親に連れられて、平等院に来た時
初めて「茶そば」なるものを食べ
『コシも何もない 緑の柔らかいおいしくない蕎麦だった』
という印象で終わってしまったものですが
讃岐うどんが人気の現在
あんなに残念な蕎麦は もう無いでしょう、と
抹茶そばの「ざる」を注文しました。
同行者は 温かい抹茶そば。
そんなに「抹茶」という味はしませんが
コシはちゃんとあり、出汁は 塩気控えめで
おいしくいただけました。
せっかくなので甘味も付けましょうと
抹茶クリームあんみつを追加。
あんみつの横のなつめに入っているのは
トッピング用抹茶です。
これが美味しかった。
白玉は もちもちで
抹茶のアイス ゼリーはお茶の風味が生きています。
寒天が けっこうしっかり むっちりしたタイプ。
抹茶スイーツは さすがの味です。
帰りに お土産。
「今度こそ」の 宇治抹茶カレーと
お正月用に「大福茶」です。
ちなみに
「宇治抹茶カレー」は
お師匠さまへのお歳暮として
お渡ししたところ
大受けされました。
本店には
平等院参道店では買えない
本店ならではのお菓子がありましたが
バラ売りが全く無かったので
今回は断念しました。
1個ずつ売ってくださるといいのになあ。