ダル・ポンピエーレ(もと消防署)
素敵近代建築【大阪倶楽部】で開催されるピアノリサイタルです。
開場が6時半なので 夕ごはんはその前にという事になりますが
注文して、食事をし 会場へ移動するとなると
よほど会場に近い店でなければ
余裕を持って6時より前に食べ始めたいところ。
しかし、周辺のおいしそうなお店を検索してみると
だいたいのお店は夜6時からの営業です。
そんな中
味については 特に目立った記載が無いのですが
名前はよく挙がっていたのが【ダル・ポンピエーレ】
聞き覚えのある名前だなあと思い確認してみると
「もと消防署」だった 味わい深い近代建築として
手帳にリストアップしてありました。
営業時間も ちょうど良い5時半からの営業。
場所は リサイタル会場である大阪倶楽部の建物の斜め向かいという
位置的にも時間的にも 大変な好条件です。
というわけで、やってまいりました
【ダル・ポンピエーレ】
消防署にしては
かわいらしいビルですが
入口上についている赤い電球が
なんとなく消防署。
入口についているガラスの窓や扉は
後から付けたんだろうなあ、と思いつつ
お店の中に入りました。
5時半きっかりに入ったので
当然のごとく私が最初のお客さんです。
1階はカウンター席で
お店の右手入口近くに
ピザを焼くための石竃があります。
ピザのサイズを聞くと
1人だったら小さく作って焼きますよ
と おっしゃってくださったので
お願いすることにしました。
目の前でピザ生地を切り
成形するのを眺めつつ
これで具を乗せ窯で焼くとなると
少なくとも
15分以上は時間がありますね。
せっかく入った近代建築
時間があるなら、上の階も見てみたいところです。
そんなわけで
料理ができるまでの間
建物の中を見学してもいいですか?
と うかがうと
どうぞ、と快く了承してくださいました。
2階に個室(もと指令室)
3階がテーブル席になっています、との事。
2階の個室は
扉がきっちり閉まっていたので
中までは見ませんでしたが
3階には上がってみました。
1階は入口のランプ以外
消防署という雰囲気がありませんでしたが
この幅の狭い、無骨な手すりの階段は
確かに消防署っぽいです。
3階のテーブル席の部屋。
(元 待機室)
1階は基本バーで
この3階がレストランなのですね。
横のトイレは 元・シャワー室らしい。
見学を終えて1階に戻り
焼きあがってきたピザをいただきました。
薄い薄~いタイプのピザで
もっちりした食感。
量はちょうど良かったです。
カウンター席からは
斜め向かいの大阪倶楽部の入口が見えるので
リサイタルを聴きに来たお客さんが並び始めるのを見て
そろそろ行かなくちゃ、と腰をあげました。
コンサート待ちするには便利なお店です。