長野MIDORI:長野駅
しばし休憩いたしまして 次は松本へ?
現在時刻は午後2時少し前
昨日 長野に着いた時、松本方面の電車の時刻表を
写真に撮っておきましたが ちょうど良い便があるかどうか。
松本行きの電車の時刻表→
今いる実家から長野駅に向かうと
14:04には間に合いません。
そもそも
特急に乗るつもりはありませんから
(特急料金がかかりますし)
乗るとしたら
15:06の普通・松本行き。
これから1時間も後に出発して
松本到着が16時過ぎ
そこからお散歩しようにも
巡りたい老舗は たいてい17時くらいに閉まります。
『これは、無理。』と すっぱり松本行きはあきらめまして
長野市内探検に計画変更。
長野駅から出発です。
長野駅。改修工事が終了し すっかり綺麗になりました。
長野オリンピックの時
それまでの
風情ある茅葺き屋根の駅舎がなくなり
つるつるピカピカになってしまいましたが
今度の駅舎は木造部分も多く
温かみのある、お寺っぽい雰囲気に。
もともと長野駅には
『MIDORI』という名前の
ショッピングモールが併設されていましたが
今回の改装工事で
このお店が更に広く展開
衣料品だけではなく
お土産売り場に レストラン
地酒やその他食料品と
内容も充実しました。
長野駅の改札とつながる2階は
お土産・地元特産品のエリアになって
ここへ来れば、長野県の名物は
たいてい入手可能状態になっています。
昨年 松本へ行った時に寄った
かりんとうの【蔵久】さん(本店は安曇野)の長野支店。
店頭で揚げたてかりんとうを販売されています。
お店で推されていたのは 黒一味・白一味のかりんとう。
黒の方が好みでした。
小布施堂も支店があり、イートインコーナーもある!
小布施本店の巨大モンブランは食べませんでしたが
こちらでは 『渋皮栗のモンブラン』という ほどよいサイズの物があったので
おやつにいただきました。
右のパンフレットは『朱雀』のご案内。
渋皮栗モンブラン 540円 (ほうじ茶かコーヒー付き)
クルトン状のパイが添えられていて
食べる時、上に乗せ
混ぜながらお召し上がりくださいとの事。
栗のクリームがしっかり栗です。
甘い栗の渋皮煮がごろんと乗り
カリカリさくさくのパイが
香ばしく食感も楽しい。
量的にもこれで十分だと思います。
小布施では
朱雀を食べたらしき人が
電話で通話相手に向かって
『おいしいけど、途中から飽きる』
と のたまっておられました。
栗好きな人は飽きないと思いますが
確かにあのサイズでは
飽きる人もいるかもしれない。
中央奥にある【酵酢(かもす)バー】
長野の酒類を 日本酒からワインまでいろいろ扱っています。
この向こう側の酒類売り場で
地酒の試飲が出ていまして
「安い値段の割においしい」のが
長野の酒の特徴です、
と おっしゃっていました。
この向こうに 長野物産店
【信州くらうど】
さすが長野です。
馬肉のバリエーションが充実。
子供時代よく食べた
馬さし(馬肉のさしみ)だけではなく
みりん干しやジャーキー
モツ煮込みや 馬スジもある。
また 長野は 「保存食」
特に「乾燥野菜」が充実しております。
乾燥させるキノコは
干しいたけだけではありません。
エノキダケ・ひらたけ・しめじ
松茸だろうが何だろうが
干して日持ちする物は何でも干すよ!
という勢い。 ↓
長野はもちろん 全国にある凍り豆腐(高野豆腐)
の、「粉豆腐」
要するに、高野豆腐の粉末です。
もう粉になっていますので 水戻しの必要もなく
具を入れた出汁の中へ直接投入
最後に卵でとじて出来上がり、という
ものすごく調理が楽で、栄養価の高い食品。
めんどうなら 味を付けた出汁に入れて煮るだけでも良く
煮崩れるも何も初めから粉なので、この上なく大ざっぱな調理が可能
こんなに便利なのに 他で見ないのは何故だろうと思っていたら
嬉しいことに 最近 大阪のスーパーでも置いているのを見るようになりました。
どちらかといえば信州でも、南地方の郷土食っぽいので
長野市でも あまり見かけなかったのですが
売り場のポップを見ていると
最近TVで取り上げられたらしいですね。
店じまいの早い長野
(駅前の東急ですら7時閉店だった)で
ここの上階のレストランは
奇跡のような「10時まで営業」
高速バスの夜行便待ちする時、
本当に助かりました。
夜になると
駅舎の提灯に灯りが付き
駅前の道路上に渡る
歩道橋の照明は行燈のようで
とっても良い雰囲気です。