紫陽花苑・石仏:三千院門跡
もっとも 7月も半ばを過ぎているので
さすがに花は終わっているでしょうけれど。
せっかく来たので「次回の下見」くらいの気持ちで
行ってみました。
意外に 花が残っております。
というか、咲いている花があるとは思いませんでした。
全盛期ではないですが、これから咲く蕾もあります。
全盛期は綺麗だろうな、と それなり満足しつつ更に奥へ。
「石仏」という表示のある方へ進むと
律川にかかる橋を渡った向こう側に
確かに大きな石仏が。
鎌倉時代のものらしいです。
この石仏から右手へ進むと
金色不動堂
更に奥に
観音堂があります。
どちらも建物は新しい様子。
【金色不動堂】
観音堂の左手には
慈眼の庭という小さな庭園
雨に恵まれて植物が勢いよく茂っているため
庭というより自然そのままという印象です。
再び御殿門方向へ
庭園を抜け
朱雀門の前を通ります。
出口近く 聚碧園の南側にある
円融蔵(えんにゅうぞう:重要文化財収蔵施設)で
仏像や 極楽往生院の天井画の復元模型などを見て
(あの金色の三尊像の上にあったならさぞ華やかだったと思われます)
今回の拝観は終了。
出口付近で
金色不動堂にちなんだ
「金粉入り香煎」の接待所がありましたので
ありがたく一杯いただきました。
大原らしく
青紫蘇ではなく
赤紫蘇で作られているので
きれいな薄ピンク色が可愛いです。