桂カトリック教会
駅に戻る前に、ちょっとお花見していこうかなと
前回 枝垂れ桜が咲き始めていた場所へ向かって
住宅街を北へ進みます。
ところで
何度か通っているこの道に
いつも気になっていた建物があります。
コンクリートの かなり独特な造形
入口の門柱には
「カトリック教会」とあります。
「教会」?
教会といえば
明治・大正・昭和初期
「西洋建築」のもの
「和洋折衷」のもの
「ほとんど和」のもの
というタイプを見てきていますが
これは どれにも当てはまらない。
デザインからして
それほど大昔のものではない
と思われますが
つい最近建てられた、というほど
新しくもなさそうです。
左奥の建物が デザインは似通っていながら
いくらか新しい感じですが
いったいどういう教会なのか、気になって調べてみました。
教会の発足自体は1955年、独立したのが1958年
あの独特の聖堂(だったらしい)は
昭和40年(1965年)に完成、とありました。
ということは、今年でちょうど50周年。
『ジョージ・ナカシマ』という木工作家の設計で
内装の家具類も その方の作品なのだそうです。
HPに内部の写真がありまして
外から見るより素敵な雰囲気。
見学してみたいな、と思いました。
この教会の横に「花こみち」という細い道がありまして
少し建物を近くで眺めつつ
ちょうど咲き始めていた
桜をお花見。