カカオ:Dari K(ダリ・K)
この四条通を渡って北へ進むと、三条会商店街に行きあたります。
この三条会商店街
東端には「祇園ちご餅」で有名な三条若狭屋さん
中央よりやや西寄りには 京都で初めて抹茶ソフトを売り出したという
矢野自作園(葉茶屋さん)の他
新旧入り混じって なかなか楽しいお店が多いのです。
一度に全部のお店は回れないので
来た時に 1・2軒ずつ、という感じで見ておりますが
今回の目的は チョコレート専門店の【Dari.K(ダリケー)】
京の七夕を見に来た時
飲み物を買おうと
この三条会商店街にある
SEIYU(スーパー)に寄ったのですが
そのお向かいに、
独特の雰囲気のお店があるなあ
と気になっておりました。
商店街の中では
何となく高級感のある
かっちりした感じの店舗
なのに
横にある看板の絵は
妙にのびのび くだけた雰囲気
↓
入りやすいような 入り難いような
このチョコレート専門店
季節が夏だったこともあり その時は入店を見送りましたが
バレンタインが近づく百貨店のチョコレートの特設会場に
「特別出店」として、このお店の名前があるのに気付きまして
こちら(京都)へ来るついでに寄ってみようかな、と 初訪問。
店内は コンパクトで
小さなショウケースの中に トリュフのセット
ケースの上には 日持ちしそうなお菓子が並んでいます。
面白いのは
「手作りチョコレートキット」という商品で
生のカカオ豆と シリコン型、作り方説明書のセット。
自分でカカオ豆を焙煎するところからチョコレートを作るという物で
『チョコレートを湯せんで溶かして固める』ではなく
『本気で一から手作り』のチョコレートができると。
インドネシアから直接カカオ豆を輸入してチョコレートを作っている
という このDari.Kさん
今はバレンタインが近いため 忙しく
通常置いている いろんな商品が扱えなくなっているという事で
欲しかった「ローストしただけのカカオ豆」は品切れ状態でした。
基本、チョコレートは 生チョコのみ(トリュフ)しか作っていないそうなので
日持ちする品となると、焼き菓子のフィナンシェか 真空パックの生チョコクリーム
見た目麦チョコの『カカオニブ』 あとは カカオのお酒くらい。
というわけで
「お日持ち」で選んだ
カカオニブ(1080円・税込)と
カカオスティック(260円)
カカオニブは
ローストしたカカオ豆を砕き
チョコレートコーティングしたもの
甘さはかなり控えめというか
カカオの苦み・風味を楽しむ感じで
洋酒のお伴になりそう。
カカオスティックは
濃厚なチョコレートフィナンシェで
キメが細かく、焼き菓子というより
生チョコを食べているような味。
焼き菓子で
「おいしい生チョコの味」がするくらいなので
本当の生チョコは もっとおいしい
と予想されます。
次に来たら、トリュフを買って食べてみたいところ。
2011年オープンの、このDari K本店は
2016年8月15日を最後に移転されました。
新本店は京都市北区、10月2日のオープンだそうです。