鳩餅 食べ比べ。:双鳩堂
ほどなく 北山通りに戻ってきました。
「でっちようかん」と「鳩もち」が看板商品の【双鳩堂(そうきゅうどう)】さんは
北山通りの東側、修学院駅の近くなので
北山ハロウィン会場とは逆方向へ向かいます。
久しぶりの【双鳩堂】さん。
看板が明らかに以前と違っていて
ずいぶんと 可愛らしい感じになっています。
(前の どーんと大きな看板、
「でっちようかん」の文字が味わい深くて好きでしたが…)
お店本体そのものは 特に改装された様子なし。
お店に入って「抹茶の鳩餅一つ、お願いします」
こちらの鳩餅は一つ120円。
【三宅八幡茶屋】さんの鳩餅より20円ほど高いですが
どういう違いがあるのか 食べ比べが楽しみです。
で
自宅に帰って 並べてみました。
パックを見て 初めて気付いたのですが
三宅八幡茶屋の鳩餅は 『聖護院八ツ橋総本店』製だったのですね。
開封して、すぐ納得。サイズが全然違います。
そして 鳩の造形も対照的。
双鳩堂さんの 『鳩もち』。
ぷっくり 丸まる、『鳩』というか
かろうじて鳥ですね、とわかるくらいのシルエット。
羽根や顔などの模様は全くありません。
(模様に見えるのは 上にかかっていた包装のシワがうつっただけ)
包装を外す時にも感じることですが
かなりもっちり、粘りの強い「お餅」というか「ういろう」です。
対して 三宅八幡茶屋さんの(聖護院八ツ橋総本店製)『鳩餅』。
茶屋でいただいた時にも思いましたが
やはり、リアルな意匠の鳩。
八つ橋の会社で作られるからか
こちらは 歯切れ良い、
八つ橋に近い食感です。
抹茶の風味も こちらの方が強め。
というわけで
食べ比べてみると
「鳩餅」という名前が一緒でも
全然違う種類の和菓子だな
というのが感想です。
ういろうより生八つ橋の食感が好き、
という人であれば
三宅八幡茶屋の方が おいしい
と思うでしょうし
もちもちした食感が好きなら双鳩堂派。
私は 三宅八幡茶屋の鳩餅が好みでした。
【三宅八幡茶屋】さんの鳩餅。
三宅八幡宮まで行かないと食べられない
と 思って がんばって足を伸ばしたのですが
後日
京都高島屋の地下食料品売り場
京都各地の和菓子を扱うエリアで
販売されておりました。
「食べ比べをする」ためだけならば
三宅八幡からお持ち帰りするも
デパ地下で買うも同じですので
三宅八幡宮まで出かける余裕が無い方は是非、こちらで。
(常時置いているかは不明ですので、確認は必要かと思います。)