北斎館
と 思う人はそんなに多くないかもしれませんが
私の場合は 「栗」よりむしろ「北斎」の印象が強い場所です。
というのは 最初に小布施を訪れたきっかけが
岩松院や北斎館(北斎の作品を置いた美術館)だったからで
(浮世絵に興味のあった親が
わけのわからん小学生の私を小布施に連れてきたのです)
栗のお菓子など、全く口にすることなく
お土産に買って帰ることもなく
北斎の色鮮やかな絵の印象だけが強く残った小布施。
ひさしぶりに小布施へやってきて
子供の時とはまた印象が違うかもしれないな、と
あらためて【岩松院】を訪れ
同じく2度目の【北斎館】へも やってまいりました。
入館料は500円(中学生以下無料)
ちょうど今は肉筆画の名作を公開中です。(2014年9月11日~11月24日)
祭屋台の天井画の原画と複製
肉筆画や漫画 浮世絵
おなじみの 冨嶽三十六景
鳥瞰図
(空から眺めた地図絵ですが、空も飛べないのによくぞここまでと
本当に感心するくらい細々と書き込まれ、圧倒されます)
うん、やっぱり子供の時とは見方が変わるなあと
2度目ながら 結構楽しく見られました。
ちなみに ここへ来た
もう一つの目的は
ミュージアムショップでの
『ある事』の確認です。
【北斎館・ミュージアムショップ】
浮世絵をデザインした
のれんやTシャツ てぬぐい
扇子や クリアファイル、
絵ハガキなどなど
もちろん資料として、
浮世絵や肉筆画をまとめた本も
置いています。
その、本ですが
作っているのはやはり
京都の木版画出版をしている
【芸艸堂(うんそうどう)】さんでした。
京都で見かけた
北斎漫画をデザインしたてぬぐいもありました。
という事は ここで買わなくても
京都でここの『お土産』が買えてしまうわけですね。