きんつば:高砂堂
本町駅近くに、【高砂堂】さんという
きんつばで有名な和菓子屋さんがあるはずなのです。
四ツ橋駅から 梅田へ向かって四ツ橋筋を北上
この通りに面しているはずなので
道の両側を眺めながら歩いていくと
ガラス張りの新しそうなビルですが
ガラス越しに
『高砂堂』の木の看板が見えました。
看板以外、
ずいぶん新しそうな店ですけれど
ここが本店?
ひょっとしたら
ここは支店で
本店は別にあるのかもしれない
と思いつつ
お店の人に聞いてみよう と
自動ドアをくぐりました。
店内には
外から見えた看板より
さらに古そうな看板がもう一つ。
ビルはとっても新しそうなのに看板は年季が入っていますねー
と 感心していたら
「このビルに入ったのは25年くらい前ですけど
看板は130年くらい前のですからー」
と おかみさんらしき方の一言。
間違いなく本店です。(創業1891年らしい)
きんつばは
普通のきんつば以外に
芋きんつば きんつばアイス 葛きんつば
が ありました。
普通のきんつば一つ、ください。
すぐ食べますので 包装は結構です。
と お願いしますと
『本当に こんなんでいいの?』
と 一枚紙を下に敷いて渡してくださいました。
すぐ近くの靭公園で食べますしー
と答えたところ
『ここの方がちょっとは涼しいから ここで食べてかはったら?』
というわけで
ありがたく 店内でいただきました。
きんつば 1個 141円(税込)
見た目はどっしりしていますが
食べてみると かなりあっさりした甘さです。
薄い皮がもちもちで なんとも言えず美味しい。
紙コップの中身は 和菓子作りに使っているという
奈良は吉野の湧水天然水だそうです。
ブランジュリ・タケウチが無くなってしまった今
もう こちら方面を歩き回ることは
そんなにないかなあと思っておりましたが
新たな「お楽しみ」を見つけて満足です。