おはぎ:玉製家
美味しいという噂はかねがね
おととし大晦日に行ったお寺の住職さんからも
おいしくて、よく利用するという話を聞き
近くを通ったら寄っていこうと思っていたのですが
これが なかなかハードル高し。
まず 日曜・祝日が お休み。
…これは、
老舗の和菓子屋さんでは よくある事なので良いとしても
午後2時から営業
つまり、研修などで平日近くへ行っても
2時以降でないと 買えないのですよ。
(そして研修は大概午前中で終わり
午後からは 本業があるので帰らねばならない)
そうこうする内、日祝のみならず木曜も定休とわかり
より訪問が難しい状態に。
で
今回の 文楽です。
平日です。
もちろん仕事はお休みで
しかも、お店は 文楽劇場からすぐの場所。
かつ、文楽の1部公演終了時間は2時半。
これ以上ないくらいの 好条件です。
調べているうち、
『おはぎを買うため1時間並んだ』などという情報が入ってきましたが
よほどの行列でなければ 今回買いたい。
お正月過ぎ 営業が始まっているのかどうか
という不安を抱えつつ、文楽劇場から西へ。
向こうに『名代 おはぎ』と赤文字で書かれた看板が見えます。
開いているかな、どうかな、と近づくと
5~6人の行列が見えました。
よかった、営業されてます。
お持ち帰りのみのお店ですので
お客さんは、店内に入ると
おはぎの種類(こしあん・つぶあん・きなこ)と
数(6個入り・8個入り・10個入り、と決まった数で販売)を伝えて待ち
詰めてもらったらお会計、というシステム。
お店の中は小さいスペースなので
中で待てるのは4人までです。
1時間も待つようだったらあきらめますが
10人くらいなら、と列に並び
15分くらいで店内に。
これだけ お客さんがたくさん押しかけるお店
さぞや てきぱき、ハキハキした
元気なおかみさんがいらっしゃるかと想像していたのですが
意外に 穏やかな ふんわりしたおかみさんが接客。
おはぎは 当日中に食べるように、との事ですので
家族で食べきれる量、6個入りを注文。
この数だと、2種類 詰め合わせてもらえます。
きなこもそそられましたが
餡子好きとして こしあん&つぶあん。
6個入りで882円、1個147円ですね。
きなこは当日中
つぶあん・こしあんは翌朝までのお日持ちだそうですが
「それでもなるべく早く、食べてくださいね、
絶対 冷蔵庫に入れないように!」
と注意をいただきました。
帰ったら さっそく ほうじ茶をいれて ティータイム。
やや塩気が効いた こぶりのおはぎは
とっても柔らかく、「冷蔵庫に入れちゃ駄目」と言われた理由に納得。
こしあんも つぶあんも 中の餅部分に比べて かなりたっぷりですが
あっさり ぺろっと食べられます。
一人 3つ、4つは軽いですね。
次は もっとたくさん買って帰ろう。
待っている途中 駐車取り締まりに引っかかって
行列からあわててかけ出していくお客さんもおられましたが
お店に並んでいる事を伝えて 駐車場へ移動で済んだようです。
(よくある事らしい)
高いおはぎになって すいませんねえ、
と 玉製家のおかみさんから 謝られてました。