松本市内 水巡り
長野の駅で手に入れたパンフレットには
市内で水が飲める場所マップが載っていました。
古い井戸から、わりと新しい水場まで
その数、ざっと数えて20を越えます。
さすがに これ全部を巡るのは無理。
(これだけを目的にしたら可能だけど)
というわけで、
松本一の名水とうたわれる
【源智の井戸】の水だけは必ず行って汲むとして
他は 通りかかったらー
くらいの心づもりで 出発。
最初は駅前の 深志の湧水
時計博物館から松本城へ向かう途中
『大名町大手門井戸』
松本城の北側にある【松本神社】
『松本神社前井戸』
旧開智学校から
ナワテ通り方向へ戻る途中
あ、神社があると気付き
その道の角っこに
水場を見つけました。
どこの水場も綺麗で
しかも柄杓(ひしゃく)付き。
松本市内、
小さい水筒一つ携帯していれば
水分補給に困りません。
松本市内では、
ペットボトルの水やお茶なんて
ほとんど売れないのではないかと。
松本城を迂回して南へ。
女鳥羽川を渡って中町通を通ります。
『善光寺街道 辻井戸』
(手押しポンプ付き)
ポンプはついていますが
横から ずっと
水がちょろちょろ出ていますので
ポンプは使わず
そちらから。
たい焼きや
かりんとうを食べた後だったので
口がさっぱりして嬉しい。
そして、源智の井戸。
地図を見ますと
お寺の横にあるような表示だったので
お寺を探しましたが
このお寺がお寺らしくない建物だったため
探すのにちょっと手間取りました。
市の中心部だと 水場には観光客の人がいっぱいいましたが
ちょっと離れた場所だと 閑散として人がいない水場
しかし、ここだけは人気らしく
地元の方が次々にやってきて、大きなペットボトルで
水を汲んで帰っていきます。
便利だなーと思ったのは
京都の水場と違って、一度水槽に溜めて
汲める場所を数か所作ってあるため
並ばなくても 同時に水が汲めること。
長野アルプスの山々に降った雨雪の水と思えば
納得の 澄んだ味。
京都の水にあるような
「うまい」とか「甘い」とか「やわらかい」という感じではなく
とにかく 空気のきれいな場所の きれいな水というお味でしたが
これが、大阪に持ち帰ってお茶をいれますと
びっくりするくらい、お茶がおいしいのです。
2ℓくらい 持ち帰りたかった。