少彦名神社
今度は 西側の道へ。
少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)という神社があるはずです。
少彦名命という神様は 日本の薬祖神だそうですが
こちらでは さらに
「神農(しんのう:中国の医薬の神様)」もお祀りしているので
薬・医療関係の方の信仰を集めていて
11月22日と23日には「神農祭」という例大祭があり
大変なにぎわいになるのだとか。
:神農さん:
かたっぱしから いろんな植物を口にし
自らの身体で 薬効を確かめたという伝説の方
(最終的にそれが原因で亡くなったそうです)
遠目にも紫色のノボリが見えるので
簡単に見つかりました。
ビルのすきまに 細い参道。
まっすぐ進むと
鳥居と、神木の楠
本殿が見えます。
おもしろかったのが手水舎。
どこかにセンサーがあるらしく
近づくと水が流れ
しばらくすると水が止まります。
医薬の神様の神社だけに
いろいろ薬が展示されていました。
ちなみに神社の横には
「くすりの道修町資料館」(入場無料:日祝休館)があります。
大きな虎の像が玄関にあり
そういえば、社中のお守りとか
お祭の案内にも虎が描かれていたので
何故?と思ったら
その昔、コレラが流行った時に作られた
「虎頭殺鬼雄黄圓」(字面からしてすごい名前)という丸薬を
お守りの張り子の虎と一緒に 無料で配ったところ
病気が治ったということで
病除けのお守りとして有名なのだそうです。
今日はほとんど人がいませんが
来月の神農祭には
すごい人出となるのでしょうね。
11月23日なら祝日ですから
お祭見物に来てみようかなあ、と計画中。