酒まんじゅう :富英堂
『酒まんじゅう』
前々から食べたいなーと思っていたので
今回の伏見桃山散歩は
「焼き芋屋さんがだめでも 酒饅頭がある」
で 出発
ところが、うっかり場所を確認し忘れていて
(羊羹の駿河屋さんの方に気をとられ過ぎました)
着いてから「…あれ?」
しまったなあ。
やみくもに歩き回ってもだめだろうし
今回は あきらめよう。
と
駿河屋さんで羊羹を買った後
御香宮神社へ向かって歩いていたのです。
ところが
その 駿河屋さんの前の通りを北上していたら
【富英堂】さんがありました。
こちらは
本店ではありませんが
いいのです
目的のお饅頭が食べられるなら。
いそいそと店内に入り
目的の酒まんじゅうを見つけ
1つくださーい♪
「すぐ食べはりますか?」
と 聞かれ
はい!と即答。
包むことなく そのまま受け取った酒饅頭。
お酒のいい香り~
と うっとりしていましたら
店員のおば様が
「それはもう こだわって
3種類の酒粕をブレンドして
作ってますからね!」
もう、今日ここだけで
千個は売れた、と胸を張るおば様。
この時 お昼ちょっと過ぎくらいでしたが
カウンターの上には
5個ずつ入った酒饅頭のパックが4つ。
「今日は、これで残り最後。」
そんなに売れるんですか!
「テレビや雑誌に載ったりするんで
九州から新幹線でやって来て
「酒饅頭」と「えがお(もう一つの看板商品)」
50個ずつ買っていったお客さんもいはったわ。」
ちなみに
『黄桜記念館のお土産』としても この酒まんじゅうを卸しているそうで
上に付いている「酒」の焼印は
黄桜さん用だと 河童のキャラクターなのだそうです。
うわー
黄桜記念館、片方はいいやと見ないで帰ってきちゃったけれど
見ておけばよかった。
富英堂さんの本店ともども
「次回のお楽しみ」ということで。
【京菓子司 富英堂】
京都市伏見区中油掛町93
営業 9時~19時
定休日 木曜日
酒饅頭 1個136円 日持ち2日
明治28(1895)年創業