ヌートリア 鴨川の風景
場所は鞍馬口、下鴨神社の西側にあるので
信号にひっかからない&最短距離で神社に向かえる
鴨川沿いに ひたすら北上。
この日(12月9日)は
かなりの冷え込みで
時折 風花が溶けたような
細かい雨が降って
寒さ5割り増し。
北山を見ると山には雪。
この日は何度も
虹がかかっていました。
何度か写真を撮ろうとしたけれど
あまりわからないなあ。
真ん中あたりに掛かっているのですが。
そろそろ鴨川が 分れるポイント。
向かって左が賀茂川、右が高野川
中央の三角州が 下鴨神社のある場所です。
平日とはいえ この寒い日
ジョギングしている人か、犬の散歩の人以外
人気はほとんどなし。
他に見えるのは 鴨・鷺・カモメなどの水鳥とハトくらい。
(あとは トンビですな)
川沿いのベンチに一人おば様が座って
パンをまいていらっしゃった。
大阪市内でパンをまけば、集まるのは ハトと雀ですが
ここ鴨川岸でパンをまけば、一番集まるのはカモメ。
(ハトも集まるけれど、カモメの方が強いから)
しかし、おば様の周囲のカモメ
何故か遠巻きに囲んで、近づかない。
どうしたんだろう?と近づいて
疑問氷解。
ヌートリアです。
毛皮の養殖に持ち込まれた
外来種の動物で
一見カワウソかビーバー。
地元(大阪)の用水路で
1回だけ見たことがあるけれど
ここ鴨川で見るとは予想外。
さすがのカモメも
近づくことはできず
恨めしそうに見ているだけ。
ヌートリアってパンを食べるのですねえ。
ちゃんと両手で持って食べる姿が
妙にお行儀良くてかわいい。
一匹が二匹、二匹が三匹と
どんどん集まってきます。
本当は エサをやってはいけないって言われているんだけどねえ、
かわいくて ついあげてしまうんやー
と おば様。
しかし こんな図体の大きい動物
日頃はどこに隠れているのか
大阪の淀川なら、ボウボウに葦が茂った中州があるけれど
鴨川って あまり隠れられるところは無いよねえ。
中州に穴でも掘っているのかしら…
こんな動物が鴨川にいたなんて、驚きです。
しかも結構な大きさですよね。。。(汗
是非、ご尊顔を拝したい!!!
初めて見た時『動物園から脱走してきたのではないかと思った』
というのが わかっていただけたでしょうか。
おばさまいわく、目が悪いけれど鼻は良いので
『朝か夕方パンをまけば集まってくる』と。
結構人馴れしております。